「CILもりおかでは、令和2年12月5日-6日の両日、「2020.ピア・カウンセリングオンゴーイング(継続講座)」を行いました。新型コロナ感染症対策として、対面形式ではなく、各受講者のそれぞれの環境で、ZOOMアプリを使ってオンライン形式で行いました。兵庫県神戸市 自立生活センターリングリングの、えっちゃんとCILもりおかのひっきーが、リーダーでした。ピア・カウンセリング集中講座を受講済みの方。Zoomで、プライベート空間が作れる方。を参加対象者としました。沖縄、北九州市、神戸、茨城、宮城、岩手から参加いただきました。

ピアカウンセリングオンゴーイングは、ピアカン集中講座の経験がある人が集って行います。

①ピア・カンとは?/ピアカウンセリングの目的 自分の人生のリーダーシップ。自立。

②障害について。③人間の本質と感情の開放。と、テーマに絞って行いました。

みなさんからたくさんの感想をいただきました。

 

講座を受けて、どんなことを学びましたか?

■ZOOMでも感情の開放ができる事、講座のコマの深堀ができて、深いセッション内容ができたことが良かったです。

■継続講座やセッション会ならば、リモートでも行えるという確かな手応えを感じました。

■Zoomでの講座ならば、参加者同士の実際の距離を全く感じることなく受講できることを実感しました。

■リモートでもセッションでお互い気持ちを伝えられること。

■デモセッションを挟む事で、感情が出やすくなりました。

■他の当事者の話を聞かせてもらうことで、自分の中の似たような経験も客観視できること。

 

リーダーのどんなことばが印象に残っていますか?

■一緒にセッションさせてもらった時のリーダー自身の話。

■健常者が勝手に作ったルールの中で私達は暮らしている。

■障害者が暮らしやすい社会は健常者も暮らしやすい社会。

■「ピアカンは『自分自身のリーダーシップを取り戻して、健常者のスタンダードになっている今の社会の仕組みを変えていくためのもの』ということを覚えておいてほしい」という、“えっちゃん”の言葉が強く心に残りました。

■今まで“ピアカンの目的”を「自己信頼の回復」「人間関係の再構築」「社会変革」という言葉で記憶し内容を捉えてきましたが、“えっちゃん”のご説明の方が私の心に強く響きました。

■私も相手の気持ちを引き出せるような質問をできるようになりたい。

 

今回の講座を、これからどんな生活場面で活かしたいと思っていますか?

■感情が溜まってきたと感じたら、意識的に感情を出す機会を作りたい。

■ピアカンを(自分自身や”ピア”の仲間たちの)日々の生活に活かそうと思ってきましたし、ある程度はできてきたと思います。しかし、今回の講座を受講して、更にその気持ちが強くなりました。

■今回の受講で、継続講座やセッション会ならリモートでも違和感なく行えるという実感と確信を得られたので、当センターでも、Zoomでセッション会を行いたいと思いました。

■自立生活の上でうまく気持ちを伝えること、と相手の気持ちを聞くこと。

 

事務局の対応について、感想をお聞かせ下さい。

■オンライン開催に挑戦。初めてズームでのピアカン。ホストが退出して、全員出された時にはどうなる事かと思いましたが、それ以後はたいしたトラブルも無く、安心して受講できました。

■講座の内容が素晴らしかったことはもちろんですが、事前に細やかなご説明やご確認をしていただいたので、リラックスして受講することが出来ました。

 

〇事務局の準備がどうだったか

■本当は会ってやりたかったけど、オンラインだったので戸惑いもありました。オンラインにするのに勇気が必要でした。

■オンライン講座は気楽に全国から参加できます。すごいなと思いました。

■みんなが協力してくれて、みんなでつくった講座になりました。

■事前に参加者に何回も連絡して良かったです。準備期間は間に合いました。

■皆さん、セッションにも慣れていました。

〇本番

■みんなが感情を出せました。

■障害についてと感情の解放という大切なところだけをやってよかったです。

■感情を出すということに、抵抗なく取り組んでくれたからいい講座になりました。

■2日間連続というのが良かったです。

■全員のデモが出来ました。

■一人だけ指名して、その人に次の人を指名してもらえばよかったです。

■セッションルームへの割り当て。自分が誰とセッションしたいか選ぶ方法ではなかったので、自動で別れても、誰が誰と組むか分かれば、同じ人ばかりにならなかったと思います。

〇全体を通して

■事前に3人でチームワークが出来ていました。

えっちゃん、まぁちゃん、ひっきーと一緒にやって、チームでやったのが良かったです。

 

今回の反省をもとに、次回に活かしていきたいと思います。」