11月14日(水)から16日(金)の三日間、平成30年度の「ピア・カウンセリング集中講座」を行いました。会場は福岡県春日市の「クローバープラザ」で、リーダー(講座の講師役)は「自立生活センター リングリング」の寺田さち子さんとエコーの井瀬でした。
エコーでは、ここ何年か毎週土曜日に5~6回に分けて行う「通いの講座」で集中講座を行っていたので、5年ぶりの2泊3日の集中講座でしたし、他のセンターからリーダーを招いて講座を行うのも2014年以来の4年ぶりでした。
参加者は3名と少なめでしたが、その分“ピア”のつながりが深くて密度も濃い講座になったように思います。
参加者からも感想が寄せられていますので、後日、「エコー通信」に掲載するつもりです。

ピア・カウンセリングは、障害をもつ仲間同士が話を聞き合うことで、お互いに気持ちを分かち合い、本来の力を取り戻していくもので、ピア・カウンセリング集中講座は、そのピア・カウンセリングの理論や手法を伝えるものです。
そして、この集中講座を受け終えて初めて、本当の意味でのピア・カウンセリングの「セッション(話の聴き合い)」ができるようになると言われています。

エコーでは、ほぼ毎年「ピア・カウンセリング集中講座」を行っています。自立生活センターの活動の中でピア・カウンセリングはとても大事なものと考えているからです。
そして、今後も「ピア・カウンセリング集中講座」を毎年続けることで、ピア・カウンセリングの手法を学んだ参加者の皆さんが「なんでも安心して話せる仲間と場所」を得て、ピア・カウンセリングのセッションを繰り返すことによって、ご自分本来の力を取り戻すことができると良いと心から願っています。

(文責:井瀬政裕)

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CILエコー(福岡県小倉南区)
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