8月19日(土曜)、毎月恒例の「エコー研」と「食事会」が行われました。

毎月テーマを決めて行っているエコー研ですが、8月のテーマは「家族との関係」ということで、映画『くちづけ』について、参加者みんなで語り合いました。この映画は、知的障害を持つ女性「マコ」が、元人気漫画家の父親「いっぽん」に連れられて知的障害者の自立支援グループホーム『ひまわり荘』にやって来たところから始まる物語で、ほのぼのとした笑いもありながら、ショッキングで深い悲しみに満ちた結末となる作品でした。
「子供を持つ親として、父親のとった行動は理解できる」「障害者の生きる権利はどうなるのだろう?あの結末だけは許せない…(悲)」「施設の運営の問題などにも触れられていて、いろいろなことを深く考えさせられる作品だった」「数十年前に起きた、障害を持つ自分の子供を殺害した親の減刑運動に対する「青い芝の会」の障害者の立場からの抗議を思い起こした」など、いろいろな視点からの参加者の感想があって、深く、そして気持ちを込めて語り合うことができました。

このように、「エコー研」では、いつも難しい話題を“勉強”しているのではなく、いろいろな話題について、参加者みんなで、時には楽しく時には熱く語り合うこともたくさんあります。
少しでも関心のある方は、ぜひ一度ご参加ください!

なお、「エコー研」のあとは、恒例の「食事会」を行いました。
この食事会は、障害者・健常者を問わず参加できるオープンなもので、参加者みんなが無礼講でおしゃべりする楽しい食事会です。もちろん、「今までエコーとの関わりが少なかろうと多かろうと、障害者・健常者を問わず誰でもウェルカム!」のイベントです。

毎月開催される「エコー研」と「食事会」ですが、その両方またはどちらか一方でも参加できます。障害者と健常者の垣根を超えてのご参加をお待ちしております!