先日からブログやfacebookでご紹介してきたように、エコーでは、9月7日(土曜)から「長期自立生活プログラム」を行ってきましたが、11月16日(土曜)の10回目を最後にプログラムを終了しました。

前回のご紹介記事の続きとしては、第7回目「お宅訪問」、第8回目「公共交通機関を使ってのお出かけ」、第9回目「制度学習・家族との関係」、第10回目「プログラムを終えて(今後の目標)」でした。

エコーでは、今回の「長期自立生活プログラム」で、いくつか新しいことを試みました。
・参加者に皆さんには、講座内容の資料を、紙にプリントアウトしたものを読んでもらうのではなく、資料のスライドをパワーポイントで作って、プロジェクターで写して読んでもらいました。
・調理の回では、同じような食材でも全く違う料理が作れることを参加者に実感してもらうために、今までのように全員が同じメニューで同じ料理を作るのではなく、それぞれが違ったメニューで違う料理(「薄切り牛肉のカレーライス」「ハッシュドビーフ」「牛丼」「肉じゃが」の4種類)を作ってもらいました。
・「介助者との関係」や「制度学習」の項目では、ロールプレイを何度も行って、参加者の皆さんに具体的にイメージしてもらえるように努力しました。

参加者の皆さんにも好評だったようなので、今回の試みは成功だったと思います。
このように、エコーは、「自立生活プログラム」の内容がマンネリ化しないように、いろいろと今後も試行錯誤しながらプログラムを“進化”させていきたいと考えています。
よろしくお願いいたします!

また、今回の「自立生活プログラム」で、とてもうれしかったのは、広島県尾道市の「自立生活センター びんご」のM.K.さんが、わざわざ遠方から毎週のように通って参加してくださったことです。
同じ自立生活センターの仲間が、300キロ近く離れたところから毎週のように通って参加してくださったのです! とっても励まされる、そして、うれしいことでした!
M.K.さん、ありがとうございました!