全国介護保障協議会では、制度の解説・情報等をHPに掲載しています。
当会HPより2016年1~7月の情報を転載致します。

熊本地震対策でヘルパーを病院で利用可能になる通知が出る
熊本地震対策で、病院に入院扱いで避難している重度の障害者に対し、介護保険の訪問介護も、障害の重度訪問介護・居宅介護も、病院で利用可能とする通知が出ました。介護保険でも利用可能になったのは、今回が初めてです。入院扱いが対象になったのも初のことです。
東日本大震災時の同様の通知は、人工呼吸器利用者が非常電源確保のために病院の建物に場所だけ借りて避難する場合のみが対象で、診療報酬を伴う入院扱いの場合は対象外でした。
今回は入院状態でもヘルパー制度(介護保険を含む)を使えることになりました。ただし病院スタッフが介護方法を覚えるまでの期間限定という建前になっています。

今後はこの通知がベースとなるので、今後起きる震災時には入院時にもヘルパー利用ができるようになると思われます(介護保険の訪問介護も障害の居宅介護も)。

参考 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課、老健局振興課と、保健局医療課の事務連絡(公益社団法人 国民健康保険中央会HPより)
https://www.kokuho.or.jp/whlw/lib/080_20160513.pdf

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全国障害者介護保障協議会
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