全国介護保障協議会では、制度の解説・情報等をHPに掲載しています。
当会HPより2016年1~7月の情報を転載致します。
24時間介護保障は46都道府県に拡大。空白県はあと1県のみに
このたび、愛媛県西部の小規模な自治体で24時間(744h)の重度訪問介護の支給決定が人工呼吸器の利用者に対して出ました。また滋賀県D市でも24時間(744h)の重度訪問介護の支給決定が出ていると地元障害者団体から情報が寄せられました。これで、県内に1か所(市町村)も24時間保障がない県は、石川県のみになりました。
なお、石川県でも、24時間介護の必要な障害者の弁護団が組織され、交渉準備が進んでいます。2017年には24時間保障の市が出ると思われます。
和歌山ALS訴訟(ALS患者の勝訴)が全国に報道されて数年ですが、多くの市町村で、「現行法では24時間の介護が必要な障害者には24時間の支給決定をしなければならない」ということが理解されつつあります。
(参考 2012年4~5月合併号の和歌山ALS訴訟についての記事 http://www.kaigoseido.net/kaihoo/12/2012040.htm)
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