11月11日(土曜)、毎月恒例の「エコー研」と「食事会」が行われました。
毎月テーマを決めて行っているエコー研ですが、11月のテーマは「家族との関係」ということで、映画『レインマン』について参加者みんなで語り合いました。この映画は、自由奔放な青年チャーリーと、彼が初めてその存在を知ったサヴァン症候群の兄レイモンドとの出会い、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマです。
「この作品を見たとき、思わず泣いてしまいました」「この作品は2回観たけれど、介護の仕事に就く前の1回目と後の2回目とでは感想がまるで違った」「障がいが重度で意思決定はおろか自分の意思をきちんと伝えることさえできないと医者が考えていたレイモンドが自分の気持ちと意思をはっきりと述べた最後のシーンでは、『どんなに重度な障がいがあっても、自分のことは自分で決める力を誰もが必ず持っている』という自立生活センターの基本理念を想起して感動した」など、いろいろな視点からの参加者の感想があって、楽しく、そして深く語り合うことができました。
このように、「エコー研」では、いつも難しい話題を“勉強”しているのではなく、いろいろな話題について、参加者みんなで、時には楽しく時には熱く語り合うこともたくさんあります。
少しでも関心のある方は、ぜひ一度ご参加ください!
また、「エコー研」のあとは、恒例の「食事会」を行いました。
この食事会は、障害者・健常者を問わず参加できるオープンなもので、参加者みんなが無礼講でおしゃべりする楽しい食事会です。もちろん、「今までエコーとの関わりが少なかろうと多かろうと、障害者・健常者を問わず誰でもウェルカム!」のイベントです。
毎月開催される「エコー研」と「食事会」ですが、その両方またはどちらか一方でも参加できます。障害者と健常者の垣根を超えてのご参加をお待ちしております!
なお、今回の「エコー研」には、設立準備会のころから弊センター代表がかかわっている自立生活センターである「CILラピタ」から代表をはじめ3人の方が参加してくださいました!
「CILラピタ」は、なんと北海道旭川市の自立生活センターです! お聞きしてみると、以前から「エコー研」に参加してみたいと思ってくださっていたとか。
そのためか、お互いに話したいことがいくらでもあって、食事会の時間を少々延長したにもかかわらず“あっという間に”時間が過ぎ去った感じでした!
ラピタの皆さん、極めて遠方からのご参加、本当にありがとうございました!
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