9月9日(土曜)、毎月恒例の「エコー研」と「食事会」が行われました。
毎月テーマを決めて行っているエコー研ですが、9月のテーマは「車いす生活をアクティブに!」ということで、各種公共交通機関を利用して日本各地はおろか海外にまで出かけて観光やレジャーを楽しんでいる方がYouTubeにアップロードしている動画や、進行性の筋ジストロフィーの女性についての動画を参加者みんなで見ながら感想を語り合いました。
動画の内容としては、新幹線や飛行機、そして観光バスなどに車いす利用者が乗っている様子や、ホテルや「かんぽの宿」「国民宿舎」のバリアフリー設備の様子、車いすのまま観光地を楽しんでいる様子、電動車いすを製造している工場の様子などで、いくつもの動画を見ました。最後に、歌うことを生きがいにしながら懸命に、そして明るく生きている、進行性の筋ジストロフィーの女性についての動画も見ました。
参加者の感想としては、「子どもの頃に飛行機に乗ったことがあるけれど、動画を見てまた乗りたくなった」「まだ一度も飛行に乗ったことがないので、動画を見て自分も乗ってみようかなと思った」「筋ジストロフィーの女性の頑張っている様子、そして彼女と家族との関係性が素晴らしいと思った」「かんぽの宿や国民宿舎でもバリアフリーの設備が整っているのが分かって、自分も旅行してみたくなった」など、いろいろあって楽しく語り合うことができました。
今回は、参加者みんなでインターネットの動画を見るという初めての試みでしたが、いくつもの動画を見ただけに、参加者一人一人が自分の関心のある動画を見つけて情報を得たり感動したりできたようで、それぞれが楽しめたようでした。

 

このように、「エコー研」では、障害者にとって必要だったり有意義だったりする情報などを、“小難しく勉強”するのではなく楽しみながら知ってもらって、参加者みんなで語り合うこともたくさんあります。
少しでも関心のある方は、ぜひ一度ご参加ください!

なお、「エコー研」のあとは、恒例の「食事会」を行いました。
この食事会は、障害者・健常者を問わず参加できるオープンなもので、参加者みんなが無礼講でおしゃべりする楽しい食事会です。もちろん、「今までエコーとの関わりが少なかろうと多かろうと、障害者・健常者を問わず誰でもウェルカム!」のイベントです。

毎月開催される「エコー研」と「食事会」ですが、その両方またはどちらか一方でも参加できます。障害者と健常者の垣根を超えてのご参加をお待ちしております!

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CILエコー(福岡県小倉南区)
CILエコー(福岡県小倉南区)