4月15日(土曜)、毎月恒例の「エコー研」と「食事会」が行われました。
4月のテーマは『遺言~障害者が事故や病気で意識不明となったり死んでしまった時におこる問題~』ということで、事故や病気で意識不明となってしまった時、どんな治療を希望するのか?(いわゆる“植物状態”になったときに延命治療を受けたいのか、受けたくないのかなど)また、事故や病気で死んでしまった時に、お葬式やお墓はどうしてほしいのか? そして、そんな事態が起きた時に、本人の希望は、かなえられるのか? などについて、スライドを見ながら参加者全員で語り合い考えました。
この問題は、障害者の有無を問わず、普段はなかなか具体的には考えないことなので、参加した障害者も健常者も「具体的には考えたことがなかったです…(^_^;)」という人がほとんどでした。
しかし、こういった事柄は、自分の肉親や親族と日頃から話し合っていたり、文書や音声などで自分の意思を残しておかないと、自分の希望どおりにはならないことも多い問題です。
そして、家族や親族から「庇護すべき存在」として認識されがちな私たち障害者にとっては、自分自身の意思よりも親族の意思が優先される可能性があり、とりわけ日ごろから考えておかなければならない問題とも言えるかも知れません。
「今回のテーマは、少し深刻なテーマだったかもしれないけれど、改めて考えさせられました。参加して良かったです。」という参加者の声もありました。
このように、「エコー研」では、いつもは見過ごしがちなことに改めてスポットを当てて、参加者みんなで語り合って考えることもありますし、いろいろな楽しい話題について、時には楽しく時には熱く語り合うこともたくさんあります。
少しでも関心のある方は、ぜひ一度ご参加ください!
なお、「エコー研」のあとは、恒例の「食事会」を行いました。
今月のメニューは、わかめスープとカレーライスでした。カレーライスは、トマトも入っていて辛すぎず甘すぎず、ちょうどよい感じの辛み具合で好評でした。
毎月開催される「エコー研」と「食事会」ですが、そのどちらでも障害者と健常者の垣根を超えてのご参加をお待ちしております!
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