10月21日(土曜)、毎月恒例の「エコー研」と「食事会」が行われました。

毎月テーマを決めて行っているエコー研ですが、10月のテーマは「障害者の愛と性、そして家族との関係」ということで、映画『マルガリータで乾杯を!』について、参加者みんなで語り合いました。この映画は、様々な困難を乗り越えて真っ直ぐに生きる脳性麻痺の少女ライラと彼女を温かく見守り続ける母親を描いた物語で、以前からタブー視されがちだった“障害者の性や恋愛”についても避けることなく、最後にガンで亡くなってしまう母親との関係性も描いた意欲的な作品でした。
「わりとストレートな性的描写があって、少し戸惑った(苦笑)」「主人公ライラのポジティブで自由奔放な生き方に感心した」「車いすで生活する重度の障害にもかかわらず、海外に留学したライラの意志の強さに感動した」「ニューヨークの大学に戻らず末期ガンの母親とともに過ごすこと決めたライラを見て、仕事を辞めて認知症の母親の介護に専念していた頃の自分自身を思い出した」など、いろいろな視点からの参加者の感想があって、楽しく、そして深く語り合うことことができました。

このように、「エコー研」では、いつも難しい話題を“勉強”しているのではなく、いろいろな話題について、参加者みんなで、時には楽しく時には熱く語り合うこともたくさんあります。
少しでも関心のある方は、ぜひ一度ご参加ください。

なお、「エコー研」のあとは、恒例の「食事会」を行いました。
この食事会は、障害者・健常者を問わず参加できるオープンなもので、参加者みんなが無礼講でおしゃべりする楽しい食事会です。もちろん、「今までエコーとの関わりが少なかろうと多かろうと、障害者・健常者を問わず誰でもウェルカム!」のイベントです。

毎月開催される「エコー研」と「食事会」ですが、その両方またはどちらか一方でも参加できます。障害者と健常者の垣根を超えてのご参加をお待ちしております!