全国介護保障協議会では、制度の解説・情報等をHPに掲載しています。
当会HPより2015年7~12月の情報を転載致します。

サービス従業者資格引き上げ
サービス従業者資格引き上げという文言が報告書に入っていますが、重度訪問介護については変わりません。

OJT(働きながらの教育)の評価
「熟練した従業者による実地研修の実施を促進すべきである」という文言が報告書に入っています。この用語は特定事業所加算の新人ヘルパーが介護に入る際の動向実地研修の用語です。
吸引が必要でコミュニケーション方法も特殊な人口呼吸器利用者などの場合は、ベテランヘルパーとの2人態勢で重度訪問介護に入ることを、数か月もかけて行わなければいけない場合があります。この動向実地研修を報酬に評価するように長年障害者団体が要望しています。これについても、「促進すべきである」と記載されたため、制度改正されることになります。改正は、報酬改定の2018年になります。詳細は今後決まっていきます。

入院中の外出・外泊
市町村に病院からの外出・外泊を移動支援や重度訪問介護で利用できる市町村と、できない市町村とが分かれている現状がありますが、利用できることを明確化することになりました。

通勤通学の移動介護は実施せず
通勤通学の移動介護は今回の改正では実施せずという意味の記載がされています。